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法話「愛語」~慈しみの言葉~

私は写真が好きで、以前、カメラメーカーでカメラの開発をしていました。
皆さま、ご自分の写真のアルバムを見てください。
そこには新しい命、生まれたばかりの赤ちゃんの写真、皆さまの子供の時の写真と共に、
私達を育ててくれた保護者、祖父母、尊敬する学校の先生、
時に厳しく、時に優しく人生の教訓を与えてくれた、恩師の写真がありませんか?
写真は2度と同じものが撮れません。その日、その時、その瞬間しか撮れません。
その瞬間の中に様々な方の、慈しみの言葉を思い出しませんか?
私達は様々な方から、慈しみの心からほとばしり出てくる、親しみと思いやりの言葉によって、
心を奮い立たせ、成長し、孤独に涙する時、不安におののく時、
勇気付けられ、教訓、元気をいただいたはずです。
もう亡くなっていたとしても、保護者や祖父母、尊敬する恩師の慈しみの言葉は、
アルバムの中の写真のように皆さまの心の中で、その瞬間、瞬間が生き続けているはずです。

皆さま母親がわが子を思うような心、慈しみの心からほとばしり出てくる言葉を語りかけていますか?
母親がわが子を思うのは当たり前と思う方もいるかもしれません。
その『当たり前』のことを『まごころ』を持って
自分に関わる全ての人、そして自分に関わりのない全ての人に対しても
私も、皆様も慈しみの言葉を語りかけてまいりしょう。
なぜなら自分に関わりのない人などいないからです。
人と人は、目に見える関わりと、目に見えにくい関わりがあります。
誰もが関わり合い、支えあい、今を生かされているのです。

誰でも、尊く平等である事を忘れず、
場所を選ばず、時を選ばず、自分や他人の区別無く
悩んでいる人、苦しんでいる人、困っている人、行き詰っている人がいれば、
こちらから、声をかけてあげましょう。

口先だけの言葉ではなく、
慈しみの心に満ちた言葉は人を勇気付け、やる気を奮いたたせ、教訓を与え、成長させ、
孤独に涙する人に、不安におののく人に安心を与える事ができるのです。

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